この人だ〜れ??
守屋美穂(平成16年度 博物館実習生)

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吉野作造って何をした人??「政治はみんなのためにみんながするべきだ!」って主張して民本主義≠ニいうものを作った人です。え〜っ!?じゃあ昔はみんなのために政治がされていたんじゃなかったの?
A
そうなのです。昔の日本は一部の偉い人が自分たちの利益のために政治をしていました。他の人たちは政治に対して意見を言ったり、選挙に参加することはできませんでした。
B
「このままではダメだ!」当時、東京帝国大学(今の東京大学)の先生だった吉野作造は世界に広まりはじめていた「同じ人間同士なんだからみんなが自由で平和に暮らせる世界にしていこう」という考え方に影響され、日本もそういう国になれるように、国民みんなで政治をしていくべきだと考えました。
C
これが「民主主義」という考え方です。「民本主義」を実現するためには、まず国民全員が政治に参加することが大切!
吉野作造は大人の男女全てに選挙権を与える「普通選挙」を行うことを要求します。
この運動は大正デモクラシー≠ニ呼ばれ多くの人々の間に広まっていきます。
D
そうした努力によって男のひとだけに限られたものではありましたが、普通選挙が行われ、「民本主義」の芽がでました。
E
しかし、その後の日本は戦争の時代に突入し、「民本主義」は深い眠りにつくことになります。
F
やがて戦争が終わり、吉野作造の「民本主義」は「民主主義」として大きな花を咲かせました。
G
吉野作造は偉い学者さんでしたが、その瞳はいつも弱い人、苦しんでいる人に向けられていました。
吉野作造は死ぬ少し前にこんな言葉を残しました。
「路行かざれば到らず事為さぜれば為らず」
これは何もしないうちからあきらめてしまったら、何もできないし、成功することもない≠ニいう意味です。
自分が信じた道をあきらめることなく求め続け、頑張り続けた吉野作造を君はどう思うかな?

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